犬の仮宿-本当のおうち、探している子がいます。

繁殖場からレスキューされてきた保護犬をお預かりし、仮宿の女将を務めていましたが、お預かりしていたキャバリアの「さくら」は、我が家の一員となりました。今後は、さくらの後輩たちのための“Web仮宿”として、保護犬たちの紹介をしていきます。

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図工の時間(笑)

さくらのお部屋、プチ模様替えしました。



先日の動物病院受診のとき以来、どうしても馴染めないベッドは撤去しています。
車に乗せるとき、バリケンの中敷代わりに、ベッドをバリケンに入れてしまい、そのままです。

サークルの居住スペース側も、ペットシーツを敷き詰めています。
いつかはトイレをわかってくれることを期待して、トイレには誘引効果のあるしつけシーツ、居住スペースはヒノキ入りの消臭シーツを敷いてみました。

居住スペースにはワイドサイズを3枚組み合わせて敷くと、ほぼ覆えます。
写真右下、給水器のあたりだけ、シーツがない状態です。水こぼれを考えると、むしろ丁度いいかな?

そのまま3枚敷いても、サークル内をさくらが元気に走り回るとぐちゃぐちゃになるので、両面テープで貼り付けて居住スペースよりやや大きな1枚シーツにしてから、床トレーに敷き、それからサークルを一旦少し持ち上げて、サークルとトレーの間にシーツの端をはさみ込むようにしています。
これで、かなり固定されます。
…が、毎日が“図工の授業”な気分です(笑)
まだトイレを理解できていないさくらは居住スペースでも排泄してしまうので、一日に何回か工作の時間がやって来ます。
シートの隣に両面テープ完備で、ぺたぺた。
で、敷いた10分後にまた交換、なんてときもあります。
1枚だけ替えられればいいのだけれど、両面テープをはがせずにシーツが破れてしまうので、全交換。もったいない(泣)

大きなシーツを広げながら、「あぁ、ベッドメイクみたいだなぁ。…って、まさに宿屋だね!」とか、独りツッコミ入れて笑ったりとか、しています。

犬は元来、オオカミ同様巣穴で生活していたので、寝室・食事スペース・トイレは本能的に必ず分ける、と聞きました。
ですが、さくらは、どこででも排泄してしまいます。
自分の排泄物を踏んづけても、何も気にせずに元気に私を見て「遊んで」の顔をしています。

推定7年の間生きてきた環境が、トイレを生活の場と分けるという本能をも打ち消してしまったのでしょう。

それもそうでしょう。
cavalier03.jpg
こんな飼われ方をして、自分の排泄物を踏まずに生活するなんて、無理です。
それを嫌だと感じていたら、生きていけない。
さくら達は、生き延びるために、自分の本能を殺してしまったのでしょうね。
(写真はJ.A.P.様撮影。許可を得て転載しています)

ベッドを撤去して全面シーツにしたら、さくらはとても嬉しそうにサークル内を走り回っています。
シーツの上で、丸まって眠っています。

レスキューから2週間弱過ごしたシェルターで、恐らく初めて知ったのであろうペットシーツ。
それが、きっと、何よりも肌触りの良い、最高の敷物だったのでしょう。
ベッドよりもシーツを、さくら自身が望むなら、希望に応えたいと思います。

いつか、もっと寝心地の良い場所があることを知ったさくらが、寝床の交換を自分から望む日まで。


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テーマ:一時預かりボランティア - ジャンル:ペット

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